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取締役

中井 建二

常識を愛し常識を壊す
その先に新しい
歓びがある

 

伝統的な自動車ディーラーと、業界を変えたテスラ。新旧二つの世界を経験したからこそ、「車を売る時代は終わった」と確信しています。
お客様の人生を豊かにする「顧客ビジネス」という新しい考え方で、業界の常識を塗り替える体験を創造していきます。

フォード、テスラでキャリアを積み、
行きついた答えがある。

フォードで30年、メカニックから営業、店長まで経験し、まさに“昔ながらの車屋”のすべてを学びました。しかし、フォードの日本撤退という予期せぬ出来事を経て、縁あって電気自動車のテスラへ移ります。そこでの「スマホ一つで車が売れる経験」は衝撃的でした。

また、日々電気自動車に触れる中で、製品自体が持つ社会的な意義にも深く向き合っていったのです。この経験から「20年後も子どもたちがマスクなしで深呼吸できる世界に貢献したい」という想いが強くなりました。この挑戦を自分の故郷である関西で実現するなら、For Nextしかないと思ったのです。

多くのディーラーが旧来の「概念」にとらわれている中、For Nextは自動車という枠を超え、お客様の人生全体を豊かにする「顧客ビジネス」へと舵を切ろうとしています。ここなら、私が思い描く挑戦ができると確信して、自分から電話をかけました。

届けたいのは、車の先の感動。

従来の自動車ビジネスは、「車」が中心です。車検や点検のご案内、新車への乗り換え提案など、すべてが車に紐づいています。しかし、私たちが目指すのは、車を通じて築いたお客様との関係性を、もっと広く、深いものへと発展させていく「顧客ビジネス」です。

例えば、私たちは「For Next Club」というオーナー様専用のサービスを展開しています。特別な日に乗るための車の無料貸し出し、オーナー様限定の集い、ライフスタイルに合わせたご提案など、多彩な取り組みを行っています。私たちが提供したいのは、お客様の人生を彩る「最高の体験」なのです。

もちろん、だからといって古き良きものをすべて否定するわけではありません。お客様一人ひとりと営業担当が築く密な関係性は、貴重な財産です。伝統的な強みを大切にしながら、新しい体験価値を掛け合わせる「ハイブリッド思考」こそが、For Nextの独自性であり、これからの成長の鍵だと考えています。

 

新しいビジネスモデルを組織に
浸透させるために「人」にフォーカス。

「お客様のことを、どれだけ深く知っていますか?」と、私は社員によく問いかけます。彼らは、お客様が乗っている車種や修理履歴といった「車」の情報を驚くほどよく知っています。しかし、そのお客様がどんな人で、なぜその趣味に夢中になっていて、どんなことに喜びを感じるのか、といった「人」としての情報は、まだまだ足りていません。

顧客ビジネスの成否は、この「人」としての情報の深さにかかっています。そのために今、お客様と直接対話する「感謝祭」というイベントを各店舗で続けています。セールス担当も同席し、私がお客様とどんな話をし、どう関係を深めていくのかを、肌で感じてもらいたいのです。お客様からは「ここまで考えているのか」と驚かれることも多いですが、その感動こそが、次のビジネスの種になるのです。

トップセールスが当たり前にやっていた「人を深く知る」技術を、組織全体の文化へと昇華させる。そのための地道な活動が、やがて20%、30%の社員に浸透した時、For Nextは爆発的な進化を遂げるはずです。

For Nextファミリーというコミュニティが
会社の未来となる日を夢見て。

思い描いているのは、会社とお客様が一体となる「For Nextファミリー」という姿です。お客様が、「自分の家族の会社」のように感じ、時にはイベントの企画運営を手伝ってくれたり、新しいビジネスのアイデアをくれたりする。そして、私たちはお客様同士をつなぐサロンのような役割を果たし、そこからまた新たなコミュニティが生まれていければ嬉しいですね。

会社の方針に「次世代への橋を架け続ける」という言葉があります。今行っている「伝統的なディーラーの強みを活かしながら、概念にとらわれない新しい挑戦をハイブリッドで仕掛けていく」はまさにそれです。私たちが架けた橋を、次の世代がまた新しい発想で渡り、さらにその先へとつないでいく文化をつくりたい。

想像できることだけをやっていても、面白くない。常に想像を超えていく、ワクワクする集団であり続けたいですね。

Executive 役員紹介

  • 代表取締役会長

    佐󠄅藤 賢一 󠄅
  • 代表取締役社長

    有馬 孝之
  • 取締役副社長

    大賀 正信
  • 取締役

    成瀬 英之
  • PASSING PROSPERITY ON
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